三菱UFJニコスさんから送られてきた「電話ください」の紙

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ある日突然、以下のような、たった一枚の紙が送られてきました。

 

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用件は何も書いていません。
ただひとつ、「以下の連絡先まで電話ください」のみ。
ひえ~、なに?この?嫌な予感がする雰囲気のシンプルさは?

 

まぁ、身に覚えのある私としては、
だいたい何の件かわかります。
独立したばかりの時に、本当に仕事がなくて、食えなくて、
生活が立ち行かなくなって、一度、任意整理をしているのです。

 

でもそれはすでに完済しているはず。
とはいえ、妙な胸騒ぎと、落ち着かない思いで電話をしてみると、
案の定、「まだ残っている」っていうんですよね?

 

えー!それは司法書士の先生に一任して、
かなり前に、他社も含めて全部終わったと聞いています。
しかもあれからいったい随分経ちました。
絶対4~5年は経っていると思うんですよね?
それを、なんで今頃?おかしくない?

 

そんな疑問をぶつけてみると、
「弊社の調査に長い時間がかかりまして」だそうです。
その当時は、過払い返還がワーッと立ち上がって来たみたいで、
ようやく整理できた、、、みたいな話でした。

 

でも変だよね。その件は司法書士に一任したので、
通常なら、こちらに電話は来ないはず。

 

すると、
「確かにその記録はありますが、受任期間が終了したため、
直接、お客様にご連絡して確認している」とのこと。

 

えー?
貸金業者からの借金の任意整理を弁護士や司法書士にお願いして、
弁護士や司法書士が業者に受任通知を送ると、
業者はそれ以後、本人に直接、督促することができなくなり、
結果的に、その時点で、貸金業者からのコンタクトはなくなるのですが、
受任期間が切れた?

 

ということは、お願いした司法書士の先生は、
ニコスカードの件は、未解決のまま本件を終了させちゃったわけ?
聞いてないよ?なんだかムクムクと不信感が・・・

 

いや、まてよ?
確か当時、「一社だけ回答が来ない」みたいなことを言っていたような気もしますが、
それがニコスだったかどうかは、時間が経ちすぎて記憶にありません。

 

司法書士の受任期間って、何を持って終了とするのだろう?
というか、もしかしてニコスって時間を稼いでそのタイミングを待っていたりして。
受任が終わって、司法書士の介入がなくなった時をねらって、
お金を借りた人に、直接、督促の電話しているとかね?
思わず、そんな疑いも生まれてきますよね、だって時間が経ち過ぎだもの。

 

なので先方の説明を聞いた後に、思わず、
「それって、債権者と直接、話をするための作戦で時間稼ぎじゃないですか?」
などと言ってしまいましたが、真相がわからないので、これ以上余計なことは言わず、
「司法書士の先生に確認してみます」とだけ言って電話を切りました。

 

翌日。

 

早速、司法書士の先生に電話をかけてみると、
「受任期間は終わっていない」とのこと。
な、なんだ?これは?

 

ニコスに電話してそう伝えると今度は、
「その先生から電話が欲しい」そうで、
なんだか子供のお使い見たいだけど、
そのまま、また、司法書士の先生にその件を電話すると、
先生、突然キレたように怒り出して、「こっちから電話はしない!」

 

な、な、なんでしょうか?この、一瞬で激変するような怒り方は?
電話口の向こうで「参っているんだ」または
「困ってるんだ」と悪態をついたように聞こえたのが、
「こっちだってお宅のやり方に辟易している」という意味のように思われて、
(あくまでも憶測ですが)、ニコスってなんか、やり方が汚いのかな?
と、勝手に感じてしまいました。(あくまでも憶測ですが)・・・

 

そしてまたそれ(司法書士からは電話しない)をニコスに伝えると、
「わかりました」とのこと。

 

あぁ、これで、一段落した、と思っていると、
1時間後に今度は司法書士の先生から電話があって、
「俺が向こうに、辞任届を出しているっていうんだよ。」
とのこと。

 

あ、ニコス側は確かに、そんなこと、言ってましたね。
でも、先生、先ほどの権幕とは打って変わり、
私に対して、妙に礼儀正しい雰囲気なので、
もしかしたら、先方からそう言われて、何か思い当たるフシがあり、
自分に弱みがあると感じたのかもしれません。
(あくまでも憶測ですが・・・)

 

で。

 

「ですが、最終の支払いから5年以上経ってますので時効が成立しています。
なので、万が一、今後、向こうから電話があったらそう言ってください。
間違っても払ったらいけませんよ?払ったら時効じゃなくなりますからね。」

 

ふーむ、そういうことか。
(あくまでも憶測で)うがった見方ですが、
先方は、弁護士や司法書士の受任が切れた人に直接電話をして、
残債が残っていると告げて動揺させたうえで、
時効を消滅させるべく、お金を支払わせる戦法なのかなぁ・・・
わからんけどね。

 

 

司法書士の先生からは、
「先方から何か言われたら”時効をえんよう”と言いなさい」と言われました。
「時効のえんよう???」どんな字?
調べてみるとこんなNAVERまとめがありました。
”えんよう”というのは”援用”と書くようです。

 

借金がチャラになる!?「消滅時効の援用」って何?

 

上記を読むと、なるほど、支払っちゃダメだし、支払う意思表示をしてもダメなのね。
私は車移動が多い仕事柄、
とっさにメモできないときのためにスマホに通話録音アプリを入れていますが、
それで今、電話を聞き直しても、私は支払いについては何も触れてないし、
「そんなはずはない、取りあえず司法書士に確認する」
としか言っていなかったようです。
おー、私ってエライじゃん。
自分で自分を褒めてあげたいです(笑)

 

その後、三菱UFJニコスで関連のキーワード検索してみると、
過払い請求の対応なども、なんとなく他の会社と違うようなので、
ちょっと疑問に思って、恥ずかしながら、経緯を書いてみました。

 

 

 

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